ハイドロキノンは、肌の漂白剤といわれその効果はかなり強力です。病院でも処方される成分ですが、レーザー治療による色素沈着を防ぐためにもハイドロキノンを処方。ハイドロキノンは２００１年まで、、医師の処方箋がなければ入手不可能でしたが、今は化粧品に配合することもできるようになりました。コウジ酸やアルブチンの１００倍の美白効果があるといわれています。ハイドロキノンは、メラニンの生成をおさえる作用によって、色素沈着に効果を発揮します。ニキビが治まった後に出る赤みや紫色っぽい色素沈着にはほとんど効果がありませんが、茶色っぽく変化してくると効果を発揮します。 ニキビ跡はニキビの悪化で発生する活性酸素に対する防御反応ともいえます。ニキビ跡の色素沈着が消えないワケはニキビが治ったあともメラニンを作る指令を出し続けてしまう。新しい細胞をつくる層にニキビのダメージが及んで新陳代謝がわるくなる。活性酸素に反応したメラノサイトが必要以上にメラニンをつくってしまう。トラブルがあったポイントのメラノサイトだけがいつまでもメラニンを生成してしまう。ニキビから回復した肌は疲れて、ターンオーバーが遅くなり、必要ないメラニンを排出する期間が長くなってしまう、そしてニキビ跡の色素沈着ができてしまう。
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